音を聞き分ける難しさ・難聴児、聞き取り困難症LiD

難聴児と同じように音を聞き分ける困難さがあるLiDは、小中高生に約1%いるそうです。

人の話す言葉は、他の音との区別、誰が話しているか、どこから聞こえるか、声色などの区別など、たくさんのことを聞き分けないといけません。

これを通常は、普通に識別できているのですが、難聴で補聴器や人工内耳をしている人、LiDは、困難なのです。

難聴児のYさんは、初めての言葉の場合、その人の口を見ながらではないと聞き取れません。だからプリントを読み上げたり本を音読したりするときも、そのプリントや本を見ながらということが難しいのです。

LiDの人は、通常学級にいて、分からないことが多く、言葉の習得や学習に対して困難であり、更によく聞きなさいと叱られ体験が多くあることでしょう。友達とのトラブルも多く、また自尊感情も低くなることでしょう。早いうちに学校の先生や親がこの症状に気づきを持ち、特別支援の力を借りてほしいと思います。

紹介 ぷくぷく

元小学校教諭で、34年勤めました。通常学級担任、特別支援学級(難聴学級、情緒学級)担任、通級指導教室(言葉の教室,LD/ADHD通級指導教室)担当 等勤めました。学級通信で発信してきた情報をお知らせし、これから子育てにあたる保護者の方や小学校教員、幼稚園教員、保育士に読んでもらえたら幸いです。 3人の子供を育てました。 1966年2月23日生まれ

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