国語の学習は、難聴学級でYさん1人でしているため、みんなで一緒に合わせて読むということがありません。そこで、担任の私と合わせて音読を試みました。人の声と自分の声を聞きながら発音することは、易しいことではありません。
通常学級でも、声の大きい人とか、先生の声を聞きながら音読をしていると思います。そこで、間の取り方や、強弱、気持ちの込め方が難しくなります。でも、人と心を合わせるとは、そういうものかもしれません。
難聴学級でのYさんと私で音読をするとき、Yさんは、一生懸命私の声を聞きながらがんばって音読をしています。
しかし、通常学級での日直の時の号令は2人で合わせるのはなかなか難しいです。
ところで、私自身の子ども達が話の途中に、同時に同じことを言って、大笑いしていました。それを見たとき、私の子どもの頃のことを思い出しました!同時に同じことを言ったとき、「ハッピーアイスクリーム」と言っていました。Yさんの言葉がみんなに追いついて「ハッピーアイスクリーム」ができれば、本当にハッピーなことだと思います。