シングルフォーカス

E町の保育園前を運転中、横断歩道で、父親らしい方と2歳児きらいのお子さんが渡ってきました。その園児は手を引かれながらも片方の手を挙げ歩道の中ほどまで来ました。その姿がかわいかったので、思わず私が手を振ったら、車の中の私を見て手を振り返してくれました。しかし、足が止まってしまいました。父親らしい方は手を引いていたのですが、そのお子さんの視線を感じて、にっこりされました。

手をふるという1つのことでいっぱいになって足が止まってしまったんですね。成長するにしたがって一度に2つ以上のことを処理(同時処理)できるようになります。しかし、小さい子のシングルフォーカスはかわいいですね。

学校では、先生の声を聞きながらノートをとったり、友達の考えを聞きながらメモをとったりしなくてはいけません。1つ1つのことを別々に行った方が学習効率が上がる場合もあります。

シングルフォーカスは、一点集中できるということでもあります。一点集中型は、研究家向きといえます。

同時にいくつもの話が聞けるのは、仕事がさばけるリーダーに向いている可能性があります。

紹介 ぷくぷく

元小学校教諭で、34年勤めました。通常学級担任、特別支援学級(難聴学級、情緒学級)担任、通級指導教室(言葉の教室,LD/ADHD通級指導教室)担当 等勤めました。学級通信で発信してきた情報をお知らせし、これから子育てにあたる保護者の方や小学校教員、幼稚園教員、保育士に読んでもらえたら幸いです。 3人の子供を育てました。 1966年2月23日生まれ

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